サガン鳥栖は28日、佐賀・鳥栖市内で練習し、3月2日ホーム北海道コンサドーレ札幌戦(駅スタ)に備えた。

今季2戦目にして、2月10日に沖縄キャンプで練習試合を行い、1-1(45分×3本)で引き分けた相手との再戦。パスワークに優れ、マンツーマン・ディフェンスが特長の「超攻撃的」チームから今季初勝利を目指す。

練習では、マンツーマンディフェンスをかわすGKからのビルドアップや3人のパス連係によるサイドからのクロスなどで戦法を確認した。

川井健太監督(42)が「ボールを握られすぎた。もっと我々らしさを出さないといけない」と反省したJ1開幕アルビレックス新潟戦を踏まえ、8対8の実戦形式練習では、キーポイントになりそうな切り替えの速さを意識させた。

新加入DF金太■(23)は「マンツーマンディフェンスで来るが、逆にはがせたらチャンスになる。意識したい。(新潟戦は)2失点したので、チーム全体で改善しないと次はない」。昨季2戦2分け(いずれも1-1)だった札幌戦へ引き締めた。

開幕戦は、前半5分に先制しながら、流れに乗れず痛恨の逆転負けを喫した。圧倒的なボール支配で優位に進めた新潟に力負け。昨季主力がベースの相手に対して、新戦力3人を加えた新旧融合が不発に終わった。そこからの課題修正が勝敗のカギを握る。

※■は火ヘンに玄