アルビレックス新潟のDF千葉和彦(38)とMF秋山裕紀(23)が12日、新潟市の西内野小を訪れた。クラブが実践している地域貢献「スマイルプロジェクト」の一貫で、同小の5、6年生254人を前に講演などを行った。

熱い視線を浴びながら、2人は子どもたちのハートをがっちりつかんだ。「プロサッカー選手には、小学1年生からなりたいと思っていた」と話した秋山は、リフティングの自己記録が3064回と明かし、目の前でテクニックを披露。驚きの声と拍手を浴びた。

千葉は最初のあいさつで「給食後の眠い時間だけど、寝かせませんよ」と笑いを誘った。質問コーナーでは児童を招き寄せ、答えを聞いた後にハグ。新潟が勝利後に行う恒例のパフォーマンス「千葉劇場」さながらに楽しませた。

2人とも今季、学校訪問は初めて。秋山は「子どもたちが元気だった。目標や夢に向かって頑張ってほしい」、千葉は「実際に触れあえたのがよかった。生で感じてもらうことが大切」と感想を話した。