北海道コンサドーレ札幌DF馬場晴也(22)が15日、国際親善試合マリ戦(22日、京都)、ウクライナ戦(25日、北九州)に臨むU-23日本代表に選出された。日本協会が発表した。昨年9月の杭州アジア大会以来のメンバー入り。4月のパリ五輪アジア最終予選前最後の活動参加が決まり、札幌・宮の沢での練習後取材に対応。「やってやろうという気持ち。日の丸のユニホームで試合ができるのはうれしい」と闘志を燃やす。

札幌2年目の今季、右センターバックとして主力の座をつかみ、開幕から全3戦先発。五輪イヤーだけに、かける思いは強い。ただチームの成績は1分け2敗で未勝利、ゴールもなし。苦しい状況に「こうやってミシャさん(ペトロビッチ監督)に去年から信頼されるようになって、何もまだチームに貢献できていない。勝利に貢献したいって気持ちは強くなっている」ともがく。五輪本番でのメンバー入りを目指しており、アピールのためにもチームの結果にもこだわる。

代表活動前に16日ホーム町田ゼルビア戦(札幌ドーム)がある。今季J1に初昇格し、開幕から3戦無敗(2勝1分け)と好調な相手の武器はロングスロー、セットプレー。「自分たちが保持することできれば」。この日のミーティングや練習でも対策を確認した。「必ず勝って勝ち点3を取れれば。いい流れで気持ち良く(代表に)行きたい」と今季初白星を狙う。【保坂果那】