J2で最下位に低迷しているヴォルティス徳島は1日、MF島川俊郎(33)が現役引退すると発表した。開幕から全7試合に出場している選手が、電撃的に第一線から退くことになった。

プロ16年目。近年は大分トリニータ、サガン鳥栖などで活躍。J1通算104試合2得点、J2で23試合2得点、J3で78試合4得点、リーグカップ21試合0得点の記録を残している。

島川はクラブを通じて「チームの状況が大変な中で自分勝手な決断でチームに迷惑を掛けて申し訳なく思っています。徳島ヴォルティスがもっと強く大きなクラブになることを心から願っています」とコメントした。

ここまで1勝1分け5敗で勝ち点4。不振にあえぐ徳島は、前日に吉田達磨監督を解任し、この日になって増田功作ヘッドコーチが暫定的に監督を務めることを発表した。また、クラブアドバイザーだった黒部光昭氏が強化本部長となり、強化体制をてこ入れした。