埼玉県内を拠点に全国レベルで活動する球技スポーツの6チーム5団体が30日、地域のスポーツ振興と青少年健全育成の寄与を目的とした共同活動組織「プライドリームス埼玉」の創設を発表した。

 組織名称にある「プライドリームス」は、「プライド(誇り)」「ドリーム(夢)」「スポーツ」を合わせた造語。参加団体はプロ野球の埼玉西武ライオンズ(所沢市)、サッカーJ1浦和レッズと大宮アルディージャ(ともに、さいたま市)、大崎電気ハンドボール部(=大崎オーソル、三芳町)、バスケットボールbjリーグの埼玉ブロンコス(所沢、さいたま市)。参加チームは、女子サッカーのなでしこリーグ1部浦和レッズレディースを含めて、計6チーム。

 「スポーツで埼玉をもっと元気に!」をキャッチフレーズに、各自治体と連係してスポーツ振興活動やイベントを合同で実施する。今後は、シンポジウムや各チームからコーチを派遣して総合スポーツ教室などを随時開催していく。代表理事を務める渡辺誠吾・大宮アルディージャ代表は「スポーツの夢と感動で多くの人々に希望を与え、街を活性化できればと思う。5つの輪が大きく広がり、活動する仲間を広げていきたい」と抱負を述べた。

 「プライドリームス埼玉」の役員は次のとおり

 ▽代表理事

 渡辺誠吾(大宮アルディージャ代表)

 ▽理事

 橋本光夫(浦和レッズ代表)、矢内浩(大崎電気ハンドボール部ゼネラルマネジャー)、小林信次(埼玉西武ライオンズ社長)、成田俊彦(埼玉ブロンコス代表)

 ▽顧問

 上田清司(埼玉県知事)、清水勇人(さいたま市長)、当麻よし子(所沢市長)、鈴木英美(三芳町長)、佐藤充克(NACK5代表取締役)、岩崎勝義(テレ玉代表取締役)、丸山晃(埼玉新聞社代表取締役)