<J1:大宮0-0横浜>◇第27節◇29日◇NACK

 横浜が敵地で圧倒的に攻めながら、勝利を手にすることができなかった。序盤から完全にペースを握ったが、FW小野裕二(19)らが決定機を逃すと、後半18分には相手に退場者が出たため、数的優位に立った。ただ、その後もMF中村俊輔(34)の至近距離からのシュートがDFにブロックされるなど、攻めても攻めても得点を奪えず。大宮の3倍の15本のシュートを放ちながら、終わってみればスコアレスドロー。樋口靖洋監督(51)は「ただ一言。本当に勝ちたかった。1点を取れば勝てた。1点が欲しかった」と悔しさをあらわにしていた。