差別的な横断幕をかかげたとして、Jリーグから無観客試合を科された浦和は14日、さいたま市内で練習を行った。

 約50人のサポーターが見守ったが横断幕などは出ず、紅白戦のゴールに拍手が起こるなど普段通りの雰囲気で行われた。MF阿部勇樹主将は「無観客試合の処分は変えられないし、変わらない。どうやって前に進んでいくか。広島戦でいいプレーをするだけ。サポーターも含めてばらばらにならずに1つになってやっていくだけ」と淡々と話した。