<J1:名古屋2-1鹿島>◇第12節◇6日◇カシマ

 名古屋のセンターバック(CB)田中マルクス闘莉王(33)が、後輩のCB牟田雄祐(23)を絶賛した。

 1-0の前半43分にPKで失点したものの、自軍の11本を上回る13本のシュートを浴びながら2人を中心に逃げ切った。

 相手がロングボールを多用してきたこともあり、空中戦で何度もはね返す肉弾戦。闘莉王は試合終了と同時にピッチに倒れ込み「連戦で体力もギリギリだったからね。勝って名古屋に帰るのと負けて帰るのでは大違い」。そして、今季初めてCBのコンビを組んだ牟田について「素晴らしかった。褒めてやりたい。やりやすかったし、落ち着いていた。今後、活躍してくれる手応えをつかんだよ」と称賛の言葉を並べていた。