日本代表DF太田宏介(27)が危機感を募らせた。前日のオフから練習を再開した1日、最終節横浜戦(6日、味スタ)に向けて再スタートした。

 前節甲府戦(11月29日、0△0)では内容で完全に劣勢を強いられながらスコアレスドロー。4戦未勝利で今季ラストゲームを迎える。太田は「このまま終わるなんてことは絶対にしたくない。ホームで勝ってサポーターに感謝の気持ちを伝えたい」と、切り替える。

 個人としては今季、左サイドバックとしてチームで唯一全試合フル出場し9アシストを記録。日本代表にも選出された。それだけに「いいときの自分たちの姿を取り戻す」と意気込む。シーズン途中にはクラブ記録の14戦連続不敗記録も達成した。順位は8位と上位も下位もないが、勝てば横浜と入れ替わり賞金を獲得できる7位に浮上する。「自分たちはこんなもんじゃないというところを見せたい」と、必勝を誓った。