J1名古屋が名古屋市内に3万人規模の新スタジアムを建設する構想があることが15日、明らかになった。完成時期や用地などは未定で、サッカー専用競技場にするかも含め、自治体と連携して計画を進める方針。

 名古屋はホームの試合を豊田スタジアム(愛知県豊田市)と名古屋市の瑞穂陸上競技場を併用して開催している。だが、瑞穂陸上競技場は、トイレの数や観客席に対する屋根のカバー率がJ1の基準を満たしておらず、Jリーグから改善を求められている。

 今回の構想は瑞穂陸上競技場の大幅改修も視野に入れている。クラブの中林尚夫事業副本部長兼ホームタウン推進部部長は「とにかくスタジアムの質を上げていかないといけない」と課題を話した。