J1山形の初代キャプテンを、MF宮沢克行(32)が務めることが4日、決まった。3年連続で主将を任される宮沢は「頼りになる選手も多いし、孤軍奮闘するのではなく、しっかりやりたい」と抱負を語った。ピッチの内外で気配りをする主将に、小林監督の信頼は厚い。初挑戦となるJ1の荒波を乗り切るため、宮沢がチームをまとめる。
1次キャンプを張っていた長崎・雲仙で、小林監督から主将続投の打診を受けていた。昨季イレブンをまとめ上げただけでなく、昇格を果たした流れを変更する必要はない、との考えが小林監督にはあった。「気を使ってくれて、本当にいろんなところに神経を使ってくれる」と宮沢の人柄を評価。大声を張り上げることはしないが、背中で引っ張れる頼もしい主将だ。
チーム初のJ1主将就任にも、宮沢に気負いはない。いつもどおりの淡々とした口調で「結果がすべて。ダメだったら『最悪のキャプテン』って言われる」と笑顔を見せる。長崎・諫早入りした1日に、全選手の前で大役を務めることが明かされた。「副主将の石川、渡辺と、同年代の財前とか頼れる人が多い。みんなでやれることから始めて、J1を楽しみたい」と表情が明るい。長きにわたってJ1定着を目指すチーム。宮沢を中心とした結束が武器のチームが、まもなく歴史の第1歩を進める。【山崎安昭】



