清水のアフシン・ゴトビ監督が鹿児島キャンプ3日目の8日、47回目の誕生日を迎えた。周囲の祝福に指揮官は「私の47歳はエスパルスが初めてJリーグチャンピオンになる年にする」と公約。今日9日は新体制初の実戦となるJ2東京との練習試合に臨む。また、今日から4回にわたり新監督のインタビューを掲載します。高らかに掲げた「アジアNO・1クラブ」の目標を支える「ゴトビ・イズム」に迫ります。

 誕生日ケーキを前にゴトビ監督の笑顔がはじけた。「ゴトビ」だけに5本のろうそくの火を一気に吹き消すと「年をとってきたことをうれしく思う。年をとることは素晴らしい。年をとるにつれ、シンプルなことに感謝する気持ちが持てる」と、言葉通りシンプルな表現で素直な気持ちを語った。

 この日も前日に続き午前、午後の2部練習を行った。「短時間集中トレ」のポリシーを貫き、J2東京との初実戦に向けて調整した。指揮官の意向は徐々に選手に浸透され「エネルギッシュでテンポもいい練習ができた。選手たちは正しい方向に向かっている」と、満足そうにうなずいた。

 鹿児島入り後、2日続けて行われた紅白戦形式の戦術練習ではメンバーを少しずつ固定し、チームづくりも本格化してきた。「試合に勝つということはいつでも重要なこと。勝者のメンタリティーや勝つことを習慣にしなければいけない。それがチームの自信になる」と、初陣から当たり前のように勝負にこだわる。

 そして、47歳初の実戦指揮となる。「男として40年は幸せに過ごせた。7はラッキーナンバー。今季の最後には私からスペシャルなプレゼントを用意する」。ゴトビ監督には頂点への道筋が見えている。【為田聡史】