バーモント杯第22回全日本少年フットサル大会が6日、都内で開催されJ1鹿島の下部組織である鹿島ジュニアが初優勝を果たした。初戦から無失点試合のない接戦を勝ち抜き、決勝では同じくJ1クラブの仙台ジュニアを2-1で下した。4年前からこの大会に合わせて、年末に元フットサル日本代表の相根澄氏(39=現Fリーグ湘南監督)を臨時コーチに招き練習を重ねてきた。

 また鹿島は昨季、トップチームもナビスコ杯優勝、天皇杯4強とトーナメント戦で強さを発揮しており、同様に弟分も結果を残した。高島育成部長は「この年代で通常のサッカー以外のこともやることで、選手として幅が広がってくれたら」と将来性を期待した。