G大阪は今日17日、C大阪と長居で“大阪ダービー”を戦う。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)浦項戦、リーグ神戸戦と連敗中。日本代表MF遠藤保仁(32)は16日、マッチアップが予想されるU-23(23歳以下)日本代表のC大阪MF清武弘嗣(22)を徹底マークすると予告した。

 「五輪出場を勝ち取れる能力のある選手。チームの核として働いているし、技術もしっかりしていて、いろんな経験をしている。自由にさせないようにしっかりケアしたい」

 相手は自らの得点で五輪出場を決め、勢いに乗っている。だが、A代表で歴代3位の115試合に出場しているベテランとして、昨年A代表デビューを飾ったばかりで代表キャップ数5の10歳年下に負けられない。この日の非公開練習ではセットプレーに時間を割き、今季2試合で6失点した守備の連係を再確認した。

 リーグ戦のC大阪戦は18勝2分け8敗と大きく勝ち越しており、03年10月19日の対戦以来、2分けをはさみ9連勝中。遠藤は「明日は内容よりも結果」と力を込めた。【福岡吉央】