ニックネーム大作戦で選手の認知度アップを図る。札幌が来季、選手1人1人に愛称を付け、ホーム試合の入場時などに使うプランが11日、浮上した。来季はJ2降格の上、新人や経験の少ない若手主体のチームづくりに切り替わる方針。フレッシュなメンバーだけに、プレースタイルや特長を分かりやすく伝えることで、新たなファン開拓につなげていく。

 選手紹介に彩りを加える。「見た目やプレーの特長をうまく言葉に置き換えられれば、選手をより認知してもらえるのでは」とクラブ関係者。来季陣容が固まり次第、サポーターからの公募を含め、プラン実行への具体策を練っていく。13年札幌はユースからの昇格選手を最大6人と想定するなど、一気に若手の比率が増す。分かりやすいフレーズでPRし、選手の個性を全面的に売り出していく。

 名古屋ストイコビッチ監督の「ピクシー(妖精)」、横浜DF中沢の「ボンバーヘッド」など、個性的な愛称を持つ選手は人気も高い。同関係者は「愛称を付けることでイメージに近づこうとする。それが意欲向上につながれば」と言う。FW榊なら“十勝のマラドーナ”など、世界的スターの名前を付け、選手のモチベーションアップに結びつけることも検討している。