日本代表の森保一監督(54)が、FIFAワールドカップ(W杯)初戦ドイツ戦を前に、公式会見に臨んだ。

森保監督は冒頭で「え~明日、我々にとってのW杯開幕戦があるということで、楽しみにしている気持ちが大きいです。非常にいい準備をしていますし、積み上げてきたことを明日の試合では、今のベストを発揮するということで、選手にはアグレッシブに、そして、我慢強く、チャレンジ精神を持ってやってほしい」と話した。

以下、一問一答。

-過去には、ブラジルW杯の時、日本は初戦コートジボワールが決勝戦と言っていた。森保監督は、明日は選手にどう言うか?

勝利を目指して戦うことに変わりませんし、言葉の表現で、どう受け止められるか分からないですが、これまでも、目の前の試合に最善を尽くす、全力でやることは変わらない。1戦、1戦、出し切って戦うことは、このW杯でも考えないといけない。余力を残して戦える相手ではない。疲労疲弊した選手がいれば、26人の総合力、総力戦で勝っていければ。表現は違っても、同じことが言えるかな。選手も、スタッフも含めて考えていることは、ベスト16の壁を越えることは歴史を変えると、我々は臨んでいますし、共有しながら来ている。目の前の今が一番大切。次につなげていきたい。

-カタール、イランが同じアジアが初戦で敗れた。守備的に入ったが、改めて、どういう風な姿勢で入っていきたいか

カタール、イランの試合は見て、結果、内容ともに、見させてもらっている中で、どう戦っていけるか、考える材料になる。アジアの予選を突破して、世界に挑めることになった。アジアの出場国とともに、この舞台で、発揮するという部分で、(ここまで)2敗しているということで、1つになってアジアのレベルを示したいが、我々は我々。その戦いを参考にした上で、ドイツ戦に臨まないといけない。目線は同じで、相手が強いことも認識しないといけない。これまでやってきた、いい守備からいい攻撃、絶対的に必要、全ての流れの中で、我々が、どういう流れになっても、選手にはプレーしてもらいたい。我慢強く戦わないといけない。それは、この2試合でも出ている。

(ドーハ=栗田尚樹)