左足大腿(だいたい)四頭筋負傷によりワールドカップ(W杯)開幕直前にチームを離脱したフランス代表FWベンゼマ(34)に、メンバー復帰の可能性があるとフランスのメディア「RMCスポーツ」が28日に報じた。

デシャン監督はベンゼマの負傷欠場が決定した後、その代わりを呼ばなかった。同メディアによると、ベンゼマはW杯のメンバーから登録抹消されていないという。そのため、全治3週間と診断されたけがが完治した場合、FIFA(国際サッカー連盟)の規定によりメンバー復帰することが可能で、最終的にはデシャン監督の判断に委ねられるとのことだ。

さらにフランスが優勝した場合、ベンゼマは欠場したままでも、選手登録されている状態なので世界チャンピオンの一員と見なされ、表彰時の金メダルを受け取る権利があると同メディアは伝えている。

(高橋智行通信員)