今年のW杯は、ベスト16に終わった。グループリーグでは、強豪スペイン、ドイツを破って首位で通過。この日も、前回大会準優勝のクロアチア相手に対等に渡り合ったが、勝負の行方はPK戦に委ねられることとなり、初の8強入りを前に敗れた。

日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が取材に応じ、試合を振り返った。

田嶋会長のコメントは以下の通り。

ー振り返って

「新しい景色の一歩手前で敗れてしまいました。この、ロシアから4年、そして森保監督をオリンピックの指導者としてから6年、ここのために我々全力で向かってきたわけですが、この結果になってしまったこと、もう少しのところでというところはありますが、多くの皆さんにがっかりさせてしまったのは申し訳なかったと思います。ただ、選手たち、スタッフそして監督が一番悔しいという風に思っています。改めて、選手たち、スタッフ、監督に感謝したいと思っています」

-16強の壁

「やはり、強豪トップ10に入ってる国が順当に勝ち上がっている。それを思うと、この壁を破らないとその上にいけないんだというのを改めて感じた。これからまだ我々がやらなきゃいけないことがまだまだあるんだということを改めて実感しました」

-スペイン、ドイツに勝って監督の評価は

「ここまで連れてきたことについて、強豪のいるグループを1位で勝ち抜いてここまで来たことっていうのは、もう彼への評価は間違いなく高いと思ってますし、よくここまで来てくれたというふうに思っています。今日、PK合戦と言うことなので、彼自身一番悔しいんじゃないかと思っていますが、彼自身の采配、今日も含めて、結果はPK合戦での敗戦になりましたけど、素晴らしい監督としての仕事をしてくれたと思って感謝しています」

-次の監督は

「しっかりと委員会で議論した上で候補者を出してもらわないといけない。多くの人がしっかりと議論して、ふさわしい人を考えてほしいと思いますし、最終的には私のところに来るんだとは思いますが、それを待ちたいと思います」