ドルトムントの日本代表MF香川真司(28)はハンブルガーSV(HSV)戦で1得点し、FW岡崎(現レスター)が持つ日本人ブンデスリーガ最多得点記録となる通算37得点に並んだ。チームは3-0で勝ち首位キープ。HSVのDF酒井高は今季初先発も後半3分に交代。20歳のFW伊藤は初めてベンチ入りしたが出番なし。マインツのFW武藤もホッフェンハイム戦で1得点。ヘルタの同FW原口はレーバークーゼン戦に後半42分から出場し、加入後公式戦100試合出場を達成した。

 香川は今季リーグ戦初先発でいきなり結果を出した。0-0の前半24分にDFトプラクのヘディングシュートが体に当たり、目の前に落ちたこぼれ球を慌てることなくゴールへ蹴り込んだ。「冷静に決められた」と岡崎に並ぶ最多得点を振り返った。リーグ戦では5試合目でつかんだ先発のチャンスをものにして「結果が絶対、欲しかった。よかった」とホッとした表情で話した。