トットナム(イングランド)がホームでレアル・マドリード(スペイン)を3-1で下し、2位以内を確定させ16強による決勝トーナメント進出を決めた。最近4季で3度の優勝を果たしているRマドリードは、12年10月にドルトムントに1-2で敗れて以来、1次リーグで5年ぶりの黒星を喫した。

 トットナムは前半27分、MFウィンクスのDF裏への縦パスをDFトリッピアーが右サイドでダイレクトで折り返し、FWアリが右足で押し込んで先制。後半11分にもアリが個人技で相手DFをかわして右足シュート。ボールはDFセルヒオラモスに当たってゴールに飛び込み2点目を奪った。さらに同20分、カウンターからMFエリクセンが左足で決めてリードを広げた。

 Rマドリードは同35分、FWロナルドが右足で蹴り込んで1点を返したが、反撃もここまでだった。

 トットナムは3勝1分けの勝ち点10で1次リーグ突破を決定。Rマドリードは2勝1分け1敗で勝ち点7と変わらず2位。勝ち点5差でドルトムント(ドイツ)とAPOEL(キプロス)が続いている。