FW岡崎慎司が所属するレスターはホームでウェストハムに0-2で敗れた。

 試合は左足首の怪我で欠場したが、試合前には観戦に訪れた日本代表の西野新監督と直接話をした。「試合前に軽く挨拶をして、話というか報告というか、どういう経緯(だったか)というところも話してもらった。でも、(様子を観に)来てもらっている時点で、自分は(可能性のある)一つの駒として考えてもらっているとは思う。選ばれるか、選ばれないかは別として、そういう風に見てもらえていること自体が今の自分のモチベーションになる。選ばれた人間がやらないといけない状況というのは分かった。日本代表に入っていないことが続いているが、それでもプレミアでやってきたことが代表の力になるはずだという気持ちもある。最後は自分がプレーで証明しないといけないと思う。それだけ」と代表への思いを語った。

 続けて「3月、4月に入るとやっぱりW杯が見える。W杯(メンバー)に入りたいという意味ではなくて、どっちかというと、こんな状態じゃいけないという焦りもあったりした。今は(このタイミングで)怪我をして逆に開き直れている。行けなかったら行けなかっただし、行ければ自分の最大限、今季にやれたことで代表の力になれればいいと思う。とりあえず今は早く復帰して、1つでも試合に出られるようにすること。気持ち的には、呼ばれれば俺にできることはあると思う。あと2試合やり切って、W杯に行くの行かないのか。自分が決めるわけではない(ですけど)」と、リーグ戦残り2試合への覚悟を示した。(山中忍通信員)