来季からドイツ2部に降格するハンブルガーSVのラルフ・ベッカーSDは、20歳の若きサイドアタッカーであるMF伊藤達哉を他クラブに放出する意思がないことを、独誌キッカーのインタビューで答えた。

 伊藤は昨年9月24日のレーバークーゼン戦に後半37分から途中出場してデビューを果たすと、リーグ戦20試合に出場。昨季後半から就任したティッツ監督のもとで主力に成長した。また、ブンデスリーガの「ルーキー・アワード・オブ・ザ・イヤー」の候補8人に選出されるなど大躍進の1年になった。

 同SDは伊藤の去就について「タツヤは我々のプランで重要な存在だ。売りに出したりはしない」とコメントした。伊藤にはホッフェンハイムが興味を示していた。