ワールドカップ(W杯)ロシア大会日本代表MF香川真司(29)が、ドルトムントからトルコ1部ベシクタシュに期限付き移籍する、と31日のトルコ・ヒュリエット電子版が報じた。

「シェノール・ギュネシュ監督が以前から希望していたドルトムントのスター選手、香川がベシクタシュからのオファーを受け入れた」と伝え、半年間のレンタル料は110万ユーロ(1億3750万円)と説明。買い取りオプション付きで移籍金は160万ユーロ(2億円)としている。この日、イスタンブールに香川が飛び、正式サインするとも伝えられている。

一方、フランスのレキップ紙は電子版で「(同国1部)モナコは香川を獲得しない」と報道した。「MFジョルジュ・ケビン・エンクドゥ(トットナム)の到着とともに、ドルトムントの日本人MFに至るルートは、この水曜日の夜に閉ざされた」と記した。

ただ、各クラブから正式発表はない。今冬移籍市場の最終日となる31日、事態は急転。香川の決断と交渉の行方が注目される。