スマートフォンなどを通じた音声コンテンツの定額制配信サービスを、日本のトップアスリートたちの賛同を得て、29日にスタートさせるブラジル1部のボタフォゴMF本田圭佑(33)が、その意図などを語っている。

「Now Voice」(ナウボイス)と銘打つ、「プレミアム音声サービス」では、第1弾として本田、ダルビッシュ有、五郎丸歩、池江璃花子、石川遼、村田諒太、長友佑都、錦織圭、野中生萌、オカダ・カズチカ、奥原希望、大迫傑、リーチ・マイケル、高梨沙羅、渡辺雄太、柳田将洋という豪華16人の日本の超一流アスリートが「日本の子供たちへ」という共通テーマで、声を届ける。

サービス開始に際し、本田は次のように語っている。

-この事業を立ち上げた意図は

「自分自身、サッカー選手として活動する中で、自分の言葉は自分で伝えた方がいいという考えから、さまざまなSNSで情報発信をしてきましたが、それぞれに良さがあり、また、自分に合わない部分もありました。文字数などの制限がなく、自分の考えをきちんと伝えることができ、撮影や編集の手間がかからない音声のサービスは、そうした課題を解決してくれるものだと思いますし、その可能性も感じています。これまでのSNSでは表現しきれなかったけれど、音声には向いているトップランナーが今後たくさん出てくるのではないか、と期待しています」

-賛同してくれた多くのスポーツ選手と事業を通じて世の中に何を届けたい

「今回賛同してくれたアスリートをはじめ、その道を究めたトップランナーの方々は、そこに至るまでに自分自身を変える『きっかけ』になったひと言を覚えていると思っています。そうしたトップランナーのひと言を聴いて、多くの人たちに自分自身が変わる『きっかけ』をつかんで欲しいと思いますし、彼らの声を聴いて、より楽しく、より元気に、より幸せになって欲しいと思っています」

-この時期だからこそ子供たちに届けたいメッセージは

「今はとにかく家にいて、新型コロナウイルスの終息に向けて普段なかなか出来ないことに目を向けて欲しいので、そのきっかけとなる“音声”を届けられたらと思っています。この状況で子供たちが外に出て遊べないことは本当につらいと思いますが、将来どんな大人になりたいか、どんな仕事したいかなど、家族のみんなと楽しく話したりすることもおすすめです! 一緒に頑張りましょう!!」