優勝に王手をかけていたユベントスはアウェーでウディネーゼに1-2でまさかの逆転負けを喫し、美酒はお預けとなった。

勝てば前人未到の9連覇が決まる一戦で、ユベントスは前半42分にDFデリフトが相手DFのクリアを拾い、右足ミドルシュートをゴール左へ突き刺して幸先良く先制点を奪った。しかし、後半7分、FWネストロフスキーにフリーでダイビングヘッドを決められて同点とされ、同ロスタイムにはカウンターからMFフォファナにドリブル突破され、最後はデリフトもかわされて勝ち越しゴールを奪われた。

2位アタランタとの差は残り3試合で6と変わらないが、次節26日のDF吉田麻也が所属するサンプドリア戦に勝てば優勝が決まる。あるいは24日にアタランタがACミランに敗れ、25日に3位インテル・ミラノがジェノアに引き分け以下、そして26日のユベントス戦の前にキックオフされる試合で4位ラツィオがベローナに敗れた時にも決定する。

ラツィオはこの日カリャリを2-1で下し、4位以内を確定させて欧州チャンピオンズリーグ出場を決めた。