3月に日本代表に初招集されたベルギー1部・シントトロイデンのFW林大地(24)が、滑り込みで22年W杯カタール大会(11月21日開幕)のメンバー入りを果たす。G大阪ジュニアユースから高校サッカー、大学を経て世界へと羽ばたいた。日刊スポーツのインタビューで成り上がりの過去、W杯への未来を語った。【取材・構成=益子浩一】

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○…FW林大地にはこだわりがある。今季、25試合7得点。日本と比べ足場の悪いグラウンドでも得点が生まれた背景には学生時代から履き続けるスパイクがある。「悪い芝でも耐久性があるので、つぶれることがない。他のスパイクでは足に負担がかかってしまう」。アシックス社製の「DS LIGHT ACROS PRO」を愛用。W杯シーズンは新色のピンクを履くことになり「派手なスパイクが好き」と満足そうだった。