オーストラリア代表のグラハム・アーノルド監督(58)が12日、22年ワールドカップ(W杯)カタール大会出場をかけたペルーとの大陸間プレーオフの前日会見に出席。本大会出場権獲得へ向けて自信を見せた。

オーストラリアの強みはカタールでの環境になじんでいること。母国での新型コロナウイルスのまん延により、W杯アジア予選の多くのホームゲームを中東でプレーし、最終予選の2試合はカタールのハリファ国際競技場で行った。

2-1で勝利した大陸間プレーオフ出場をかけたUAEとの1戦は、ペルー戦の舞台でもあるアフマド・ビン・アリ・スタジアムで戦った。チームがカタール入りしてすでに2週間がたっている。それだけにアーノルド監督は「我々は中東の環境にとても慣れている」と自信を見せる。

ペルー戦に向けては「選手たちに言っているのはシンプルなことだ。オージーウェイ(オーストラリア流)でプレーしろと。それは90分間戦えということだ」と話し、技術のあるペルーをリスペクトしながらも「相手がどうこうというより、自分たちのことを考えて戦いたい」と、自分たちのプレーができるかが勝利のカギだと強調した。