22年ワールドカップ(W杯)カタール大会の残りのチケット販売が、現地時間の5日正午(日本時間同日午後6時)にスタートした。

抽選でチケット購入者を決定した前回と違い、今回は先着順にチケットを購入することができる。

チケットはW杯公式サイトのチケット販売ページ(http://qatar2022.qa/tickets)で求めることができる。

チケットを購入したファンはその後、宿泊施設の予約と、IDとなる「Hayya Card(ヘイヤカード)」の申し込みが必要となる。

ヘイヤカードがあれば、W杯観戦のためにカタールに入国することができ、スタジアムにも入れる。公共交通機関も無料で利用できるなど、多くのメリットがある。

カタールでの宿泊施設もW杯公式サイトの宿泊施設予約ページ(http://qatar2022.qa/book)で予約することができる。ホテルやアパート、ビラ、クルーズ船など予算に応じたさまざまな宿泊施設を予約することができる。最低料金は80ドルとなっている。

W杯組織委員会のナセル・アルカテルCEOは「W杯開幕まであと139日となりました。まだチケットを確保していないすべてのファンを中東で初めてのW杯へ招くことができるのをうれしく思います。チケット、ヘイヤカード、宿泊施設は中東を訪れるための簡単な3ステップです。我々の便利な宿泊予約サイトは、2~5つ星ホテルや、クルーズ船、アパート、ビラ、ファン・ビレッジなど、好みや予算に応じた幅広い宿泊オプションを用意しています。歴史的な大会となるW杯カタール大会でみなさんを歓迎するのが待ちきれません」などとコメントした。

ファンは1試合につき6枚まで、大会全体では合計60枚までチケットを購入することができる。かつてないほどコンパクトな範囲で大会が開催されるため、1日に複数試合を観戦することも可能だ。

チケット販売は8月16日の現地時間正午(日本時間同日午後6時)まで。大会組織委員会はカタールを訪れる場合には、宿泊施設の予約などで非公認のサイトを使わないように呼び掛けている。