コスタリカが後半ロスタイムの2点でウズベキスタンに劇的逆転勝利。コスタリカのラ・ナシオン紙電子版によると、ルイス・フェルナンド・スアレス監督(62)は「勝ち方が素晴らしかった。“我々ならできる”という気持ちがあったし、それが良いメッセージになったと思う」と選手たちをたたえた上で「最終ラインでゲームを組み立てようとした時にボールを失うことがあったし、技術的な面で何度もボールロストした。相手が得意とするカウンターを正確に仕掛けてきたので、我々はボールを失った時に危ないシーンを作られてしまった」と反省点も挙げた。

韓国およびウズベキスタンと対戦した今回の韓国ツアーについて同監督は「収穫がたくさんあった。皆に自分の力を発揮するチャンスを与えることができたし、新しい選手たちがいいパフォーマンスを見せてくれたので、私は当面、安心することができると思う」と22年ワールドカップ(W杯)カタール大会に向けての手応えを口にした。

今ツアー中に“対日本”についても話し合ったもようで「改善すべき点はたくさんあるが、最も重要なのは我々が再び集まってサッカーの話をしたこと、そして選手たちに対戦相手を見せ、スペイン、日本、ドイツとどのように戦うかを知ってもらうための話をしたことだ」と説明した。

W杯をどのようなメンバーで戦うかについては「私には選びたい選手が26人以上いるので、26人に絞るのは大変なことだ。決断を下す必要があるが、それがベストになることを願うよ」と話していた。(高橋智行通信員)