シントトロイデンの元日本代表MF香川真司(33)が直接ゴールに吸い込まれるスーパーCKで今季2点目をマークした。

前半12分、香川が蹴った左CKはカーブを描きながらGKの手の上をすり抜け、ファーサイドのネットに突き刺さった。

チームは香川のCK弾で先制すると、後半25分には岡崎慎司(36)がセンターライン付近でヘディングで競り、このルーズボールをボヤが奪ってそのままドリブルで持ち込んでゴール。2点をリードした。

シントトロイデンは終了間際に1点を返されたが、2-1で逃げ切って3試合ぶりの勝利を挙げた。

香川は試合後「連敗が続いていたので、何としても今日は勝利が必要だったし、どんな形であれ自分のゴールで先制点を取れたことは大きな意味をチームにもたらしたと思う。良い形で90分を通して守備が連動できたと思う。(CK弾は狙っていたわけではなく)正直、クロスという意図はあったんですけど、1試合を通してセットプレーに関しては自分も課題でしたけど、今日はわりと良いフィーリングで蹴れていたので、それがゴールにつながったと思う」と話した。

この試合では香川、岡崎、林大地(25)、橋岡大樹(23)の4人が先発。香川は後半12分まで、岡崎は同43分まで、林は同26分までそれぞれプレー。橋岡はフル出場した。