ビリャレアルのU-21スペイン代表MFバエナ(21)が8日のスペインリーグ第28節での対戦後、レアル・マドリードのウルグアイ代表MFバルベルデに暴行を受けたことで、警察に告訴したとスペイン紙アス電子版が9日に報じた。

事の発端は1月19日の国王杯ラウンド16での対戦。この時、バルベルデは流産の可能性があった自身の子供について、バエナに「お前の子供は生まれてこないから泣けよ」と揶揄されたとのこと。さらに今回も試合中に同様の発言を受け、試合後にスタジアムの駐車場で帰りのバスに向かうバエナを待ち伏せし、「息子についてピッチで言ったことをもう一度言ってみろ」と要求し、頬を殴ったとのことだ。その後、警察が介入してその場にいた人たちから供述を取り、バルベルデはバエナに侮辱されたことを伝えたという。

一方、バエナは暴行を受けた後、自身のSNSでRマドリードに勝利した喜びを伝えた後、「試合後に受けた暴力についてはとても悲しいし、僕について言われていることに驚いている。僕があんなことを言ったというのは全くの嘘だ」と報じられているバルベルデへの発言を完全否定。そして翌9日、警察に告訴することを決断し、ビリャレアルも選手を全面的にバックアップする声明を出している。

この件は今後、刑事手続きに移行し、状況次第でバルベルデは軽度ながらも罪に問われる可能性があるとのこと。さらに同紙は競技面に関して、この件がスペインサッカー連盟の反暴力委員会に持ち込まれ、一定期間の出場停止や金銭的な制裁が科せられる可能性も否定できないと伝えている。(高橋智行通信員)

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