日本代表MF三笘薫(26)が30日、所属するブライトンでの公式戦全日程を終えて帰国して、都内で会見を開き、不在となっている日本代表の主将に指名されれば、引き受ける意思を示した。

日本代表は、長く主将を務めてきたDF吉田麻也が選外だった前回の3月シリーズから主将不在で活動。森保一監督は、先日のメンバー発表の際に、6月シリーズは、チームが活動してから主将を発表すると明かしている。

世界最高峰のリーグで1シーズン戦い、経験豊富な三笘は、チームを引っ張る役割も期待されるが「過去を見てもDFラインや中盤のラインの選手が多いので、ぼくがなる可能性は低いのかな思いますけど、もし監督がそういう風にいうのであれば、やる可能性はもちろんあります」と前向きに捉えた。

フランス代表FWエムバペを例に挙げ「そういうプレーで引っ張ることも大事。ピッチ外でも性格どうのこうのではなく、引っ張っていかないといけないと思います」と自覚は十分だった。

6月シリーズの主将について森保一監督は、メンバー発表の会見で「(6月に)活動が始まって選手が集まってからみなさんにお伝えしたい」と語っていた。

続けて「代表は約束されたものではないのでなかなか選ぶのは難しい。その中でも、これまでの継続した活動の中で選手たちの様子をみて、次の活動に入った時、選手たちをみて、それから活動のできるだけ早い段階でみなさんにお伝えしたい」と説明していた。

3月のウルグアイ戦では遠藤、コロンビア戦では、DF板倉滉がそれぞれゲームキャプテンを務めていた。【佐藤成】