サッカー米メジャーリーグサッカー(MLS)インテル・マイアミのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(36)がリーグ最高年俸選手だということが、MLS選手会によって18日に発表された。メッシの年俸は2044万6667ドル(約29億6000万円)だという。

これはクラブから支払われるメッシの年俸だけの金額。マイアミの共同オーナーであるホルヘ・マス氏がスペインのエル・パイス紙に明かしたところによると、メッシの年間報酬総額は、MLSとアップルTVの契約金の一部も含め、5000~6000万ドル(約72億5000万円~87億円)の範囲だという。

同僚セルヒオ・ブスケッツ(年俸約17億7500万円)、ジョルディ・アルバ(同1億8100万円)と共に、メッシがシーズン途中に加入したことで、マイアミの年俸総額は3941万9000ドル(約57億2000万円)でMLS1位に躍り出た。これは昨年の今頃の2倍以上だ。

メッシの年俸は、トロントFCのロレンツォ・インシーニェ(約22億3000万円)を抑え、MLS史上最高額でもあるという。今季の年俸3位以下はシカゴ・ファイアのシェルダン・シャキリ(約11億8000万円)、LAギャラクシーのハビエル・エルナンデス(約10億8000万円)、トロントFCのフェデリコ・ベルナルデスキ(約9億1400万円)となっている。

データはすべて23年9月15日時点のもので、メッシのように夏の移籍市場でリーグに加入した選手は半年分の報酬を年俸換算したものになっている。

日本人では吉田麻也(LAギャラクシー)が89万3334ドル(約1億3000万円)、久保裕也(シンシナティ)が120万6750ドル(約1億7500万円)、高丘陽平(バンクーバー)が29万7233ドル(約4310万円)となっている。