セリエAで現在6位につけるアタランタが、優勝候補だったリバプールを2戦合計3-1で破り、初のベスト4進出を決めた。

クラブの公式サイトでは「EL準決勝に進んだ歴史的な夜」とのタイトルで、快挙を伝えた。

第1戦をアウェーで3-0と歴史的快勝を収め、ホームで迎えた第2戦。前半7分にハンドの反則によってPKを与え、先制を許したものの、0-1のスコアで90分間を耐え、本拠地は再びお祭り騒ぎになった。

1907年設立のクラブは、セリエAの優勝経験はないが、16年夏に就任した66歳のイタリア人、ガスペリーニ監督が、18-19年から3季連続でセリエAでクラブ史上最高の3位に、19-20年は初めて出場した欧州CLでベスト8に導き、その際も世界に快進撃が伝えられた。

ギリシャ神話に登場する女性の英雄「アタランテー」から付いたクラブ創設117年目のアタランタ。5月2、9日の準決勝ではマルセイユ(フランス)と対戦する。

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