レアル・マドリードのアルベロア監督(43)が「この敗戦は完全に私の責任だ」とマジョルカ戦の痛恨の敗北を受け入れた。
Rマドリードは4日にアウェーで行われたスペインリーグ第30節で、負傷離脱していた浅野拓磨が8試合ぶりにベンチ入りしたマジョルカと対戦した。
Rマドリードは前半、立ち上がりから有利にゲームを運び、エムバペやギュレルが決定機を得るもGKのファインセーブに阻まれ、終了間際に失点。後半はチャンスを作るのに苦労しながら、43分にミリトンがCKから打点の高いヘディングシュートで同点に追いついた。しかし、すぐさま決勝点を奪われ、1-2で敗戦。首位バルセロナとの勝ち点差が7に開き、2年ぶりの優勝から大きく遠ざかった。
アルベロア監督が試合後、記者会見に出席したもようをスペイン紙マルカが伝えた。最初にリーグ優勝の可能性に関する質問に対して、「試合開始前よりも難しくなっているが、まだ8試合残っている。選手たちに話した通り、リーグの状況がどうであれ、我々のこの後の目標は残り8試合すべてに勝つことだ。それを成し遂げるためには今日よりも良いプレーをし、はるかに高いレベルのプレーを披露する必要がある。すべてがより難しくなったが、我々の目標は同じでなければならない」とこれまで通り、戦い続けることを宣言した。
後半のパフォーマンスが低下したことについては、「それは多分、試合展開のせいだと思う。リードされていることによる焦りや、我々が持たなければならなかった忍耐力などが原因だ。相手はスペースを狭めてきたし、リードしていることでより多くのエネルギーがあった。我々にはその忍耐力が欠けていたし、今週ずっと取り組んできた、相手を翻弄(ほんろう)し、サイドで1対1の局面を作ることもできなかった。後半はより多くのものが足りなかった。もっと多くのエネルギーや明確なアイデアが必要だった」と嘆いた。
敗戦の責任については、「選手たちのせいではない。この敗戦は完全に私の責任だ。彼らにはすでに、火曜日の試合のことを考えるように求めている」と言った。
Rマドリードは痛恨の敗北を喫した厳しい精神状態の中、7日にホームで行われる欧州チャンピオンズリーグ・準々決勝第1戦で、優勝候補のバイエルン・ミュンヘンと対戦する。なお、浅野は出場機会がなかった。(高橋智行通信員)

