NFLベンガルズのスターWRチャド・オチョシンコ(33)が、MLSカンザスシティーの「名誉選手」となった。入団を目指して5日間のトライアウトを受けていたオチョシンコは、サッカーの技術的には合格に至らなかったが、週に2~3日、控え選手の練習に参加できる権利を得た。米国の複数のメディアが30日、伝えた。

 正式な契約ではなく、給与も支払われないが「名誉選手としてリザーブメンバーと練習できるなんて、本当に素晴らしい。アイラブKC(カンザスシティー)だよ」とオチョシンコ。NFLは現在、ロックアウト中で、選手はチーム施設を使用できないため、同選手にとっては、体をなまらせないための絶好の機会となる。