<クラブW杯:エストゥディアンテス2-1浦項>◇15日◇準決勝◇UAE・アブダビ

 南米王者エストゥディアンテス(アルゼンチン)が浦項(韓国)を破った。19日の決勝でクラブW杯のアルゼンチン勢初優勝を狙う。前半終了間際と後半8分のMFベニテスのゴールでリードし、相手の反撃を1点に抑えた。浦項は3人の退場者を出し、荒れた試合になった。

 点差以上に試合を支配してのエストゥディアンテスの快勝だった。ワンタッチでのパス交換とMFベロンの決定的な縦パスで何度も好機をつくった。2得点のベニテスが「ショートパスで球を動かし、試合を支配するのが自分たちのスタイル」と胸を張れば、サベジャ監督は「もう1、2点取れたらうれしかったが、パスをつないで時間を使えた」と理想に近い試合に手ごたえをつかんでいた。

 [2009年12月17日9時22分

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