【ナッシュビル(米国)23日(日本時間24日)=飯岡大暉】FIFAワールドカップ(W杯)に臨む日本代表が、25日(日本時間26日)に行われる1次リーグ最終戦のスウェーデン戦に向けて、ベースキャンプ地の米国ナッシュビルで練習を行った。チュニジア戦で2ゴールを挙げたFW上田綺世(27=フェイエノールト)は、各国のストライカーからの刺激を明かした。
20日の1次リーグ第2戦では2得点。前半31分に右足で、後半38分には頭でゴールを決め「達成感はあった」と振り返った。前回の22年カタール大会は第2戦コスタリカ戦に出場したがノーゴール。「自分の成長、自分の立場の違いは実感できる。やってきたことが結果となったというのは、一番自分が成長を実感できる瞬間」と喜んだ。
ストライカーとして最大の役目を果たし「肩の力が抜けた」とホッとした。ただ「チームとして何もまだ成し遂げたわけではない。目標は優勝。それを考えると、初ゴールうんぬんとかではなく、これからも得点は求められる」と気を引き締める。「僕が得点できなければ目標は遠くなってしまう。次の試合も、続けばその次も、自分が出た時間の中でどうやって結果を残してチームを助けるかは常に考えている」とプライドをのぞかせた。
今大会はメッシ(アルゼンチン)、ハーランド(ノルウェー)、クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)らエースが結果を残している。
「さすがだなと思う。刺激はありますよ、もちろん。世界トップクラスの選手たちが当たり前のように結果を出して、それはやっぱりすごいこと」と感想を口にした。一方で「選手のクオリティーうんぬん関係なく、どの国のFWもそれ自体は求められていること。FWでいる以上は毎試合、チームはFWの得点を期待している。スター選手であろうが無名の選手であろうが、出る以上はチームのスコアを動かすことを仕事にしている。僕もああいうふうにしなきゃいけない。僕も活躍できることは目指している」と思いを口にした。
次戦のスウェーデンは、FWイサク(リバプール)とヨケレス(アーセナル)の強力攻撃陣に注目が集まる。「2トップに特長があるので、シンプルにボールを入れてくる可能性がある。より良い形で入れさせないというのももちろん大事だし、どこから入れさせるのか限定するのが僕の一番の役割になる」と分析した。
スウェーデンは、20日のオランダ戦で5失点。左右のクロスからゴールを割られている。「そこは間違いなくチャンスになる。いいクロスを上げられる選手も多くいるし、クロスからチャンスはつくれる」と自信を見せた。
決勝トーナメント進出には大きく近づいているものの、突破順位は確定していない。25日の同時刻には、オランダ対スウェーデンが行われる。「もちろん裏の試合も大事だが、他力な部分。僕らがどうこうできる部分ではない。僕らは目の前の試合に勝つために準備しているし、別に裏がどうであれ特にやることはない。まずは自分の試合に集中しないと」と口にした。


