日本は決勝トーナメント1回戦でブラジルに敗れ、頂点を目指した戦いをラウンド32で終えた。新しい景色にも最高の景色にも届かず、大会を去った森保ジャパンの連載「見果てぬ景色」の最終回は、担当記者3人が次回30年大会を占う。「JFA2050年宣言」で50年大会までのW杯優勝を掲げる日本サッカー協会(JFA)。そう遠くない未来に頂点をつかむため、次は確実に8強には到達しておきたい。スペイン、ポルトガル、モロッコが共催する「W杯100周年大会」のメンバーを予想する。
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「この成長を続けていけば、未来は必ず世界一を取れる」。激闘を終えて帰国会見に臨んだ日本代表森保一監督(57)は、そう確信を込めて言った。
今回の平均年齢は26・9歳。中核を担ったのは東京五輪世代だった。飛び級選出されていたMF久保とGK鈴木彩を除くと8人。このメンバー全員が30代に突入する4年後に、次世代がどれほど食い込むかがチーム力に影響しそうだ。
GKは鈴木彩は当確で、残りの2人は海外組がスタンダードになりそうだ。野沢大志ブランドン(23=アントワープ)や小久保玲央ブライアン(25=シントトロイデン)長田澪(22=ブレーメン)らが候補となる。
DFは長友、谷口らベテランは勇退していることが濃厚。高井幸大(21=トットナム)や関根大輝(23=Sランス)らが入ると見た。MF/FWはパリ五輪世代の藤田譲瑠チマ(24=ザンクトパウリ)や山本理仁(24=フライブルク)松木玖生(23=サウサンプトン)佐野航大(22=NECナイメヘン)に加え、ロサンゼルス五輪世代でスペイン1部バレンシアへの移籍が濃厚なMF佐藤龍之介(19=東京)らも候補となる。
さらにはU-19代表のFW尾谷ディヴァインチネドゥ(19=東京)や神代慶人(18=Eフランクフルト)やU-17代表の元砂晏翔仁ウデンバ(17=鹿島)といった逸材も、成長次第で今大会の塩貝や後藤のようにメンバー入りの可能性がある。いずれにしても「育成枠」ではなく実力でつかまないと、日本の底上げにはつながらない。【佐藤成】


