スタッツ・パフォーム社のデータ分析メディア「Optaアナリスト」は11日、ワールドカップ(W杯)の同一大会における最多アシスト数についての記事を掲載した。

現在行われている北中米ワールドカップ(W杯)でもメッシ(アルゼンチン)、エムバペ(フランス)、ハーランド(ノルウェー)らが争う得点王については語られることも多いが、アシストの数について話題になることはそこまで多くない。

今大会で現在、最多アシスト(5)を記録しているのはミカエル・オリーセ(フランス)。5アシストは歴代でも2位の記録だ。

それでは同一のW杯で最も多くアシストを記録したのは誰なのだろうか。以下、Optaアナリストによる同一W杯における最多アシスト数。

<1>6=ペレ(ブラジル)1970年

<2>5=ロベルト・ガドハ(ポーランド)1974年

<2>5=ピエール・リトバルスキー(西ドイツ)1982年

<2>5=ディエゴ・マラドーナ(アルゼンチン)1986年

<2>5=トーマス・ヘスラー(ドイツ)1994年

<2>5=ミカエル・オリーセ(フランス)2026年

同サイトはペレについて「1970年のW杯は、多くの人が大会史上最高のチームと見なすようになったチームを生み出し、ペレはその王冠の宝石であった」と記している。

ブラジルは1970年に3度目のW杯優勝を果たし、ジュール・リメ杯を永久に保持する権利を獲得した。

ペレはフィニッシャーとしてもクリエイターとしても極めて重要で、ペレの4ゴールを上回る得点を挙げた選手は3人のみで、6アシストに並ぶ者は誰もいなかった。

これは、記録が残る男子W杯(1966年以降)の同一大会における1選手の最多アシスト数となっている。

ペレは男子W杯史上、同一大会でゴール関与数(得点とアシストの合計)が2桁に達したわずか9人の選手のうちの1人で、そのうちの3つはイタリアに4-1で勝利した決勝戦でのものだった。

その試合で、ペレは1ゴールを挙げ、他の2点をお膳立てした。Optaアナリストでは「当時アシストはそれほど称賛される貢献ではなかったかもしれないが、ペレは56年経った今でも自身が保持し続けることとなる新記録を樹立していたのだ」と説明している。