スペイン代表のデラフエンテ監督(65)が、FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会の準々決勝でベルギーに勝利した後、会見で「我々がフランスに2連勝している世界で唯一の代表チームであることは、決して偶然ではない」と自信をうかがわせた。
スペイン(FIFAランキング3位)は10日(日本時間11日)に米ロサンゼルススタジアムで行われたクオーターファイナルでベルギー(同8位)と対戦。中盤の大黒柱であるMFペドリ(バルセロナ)をベンチに置きながらも序盤からボールをキープし、前半30分にDFペドロ・ポロ(トットナム)が右サイドから入れたクロスをMFダニ・オルモ(バルセロナ)がシュートした。
これは名手クルトワ(レアル・マドリード)に防がれたものの、はじかれたボールをMFファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマン)が蹴り込み、待望の先制点を記録した。
ところが前半41分、FWデケテラーレ(アタランタ)にヘディングシュートを決められ、今大会6試合目にして初失点を喫した。
後半もスペインが主導権を握る展開となった中、終了間際にDFクバルシ(バルセロナ)のミドルシュートを、負傷交代を余儀なくされたクルトワの代わりに投入されたラマース(マンチェスター・ユナイテッド)がファンブル。これを途中出場のMFミケル・メリーノ(アーセナル)が押し込み、スペインが2−1で勝利した。
14日(日本時間15日)の準決勝でフランスと対戦する。デラフエンテ監督は試合のインタビューで「こんなにも献身的なチームを指揮できてきていることを改めて誇りに思う。我々は、より落ち着いていて、勝利するのにふさわしかった。勝つことがいかに難しいかを評価すべきだ」とコメントした。
決勝点を記録したミケル・メリーノについては「多くの長所があり、世界トップクラスの選手だ。この戦術やスタイルにうまく合っている。彼を擁せて幸運だよ。我々が必要とした時、いつもいてくれる」と称賛した。
準決勝については、「もちろん我々はフランスに勝つことができる。彼らも同じように不安を感じているはずだ。偉大な代表チーム同士の対戦だからね。我々がフランスに2連勝している世界で唯一の代表チームであることは、決して偶然ではない。我々はそれを成し遂げたが、今回は違う展開になるだろう」と言及した。(高橋智行通信員)


