[ 2014年2月15日18時51分 ]橋本団長から贈られた団長賞を手に笑顔の羽生(撮影・井上学)
ソチ冬季五輪のフィギュアスケート男子で金メダルに輝いた羽生結弦(19=ANA)が快挙から一夜明けた15日、ソチで記者会見し「最高の舞台で素晴らしい評価をいただいたことを誇りに思う」と晴れやかな笑顔を見せた。
日本男子として初の頂点に立ったが、14日のフリーではジャンプで転倒するなど本領を発揮できなかった。「五輪の怖さ、五輪の魔物も少し感じた。自分に負けた感じ」と悔しさも口にした。この日の朝にかけて「なぜ(3回転)フリップでミスをしてしまったかとか、そういうことばかり考えていた」といい、高い向上心をのぞかせた。
仙台市出身の羽生は東日本大震災で自宅が被害を受けた。「金メダルを取ることで活気づいてくれたらうれしい」と被災地への思いを語った。
会見の冒頭では、安倍晋三首相と電話で話した。羽生は緊張した面持ちだったが、「首相もたくさん応援してくださったと思うし、本当にうれしかった」と顔をほころばせた。
23歳で迎える4年後の平昌五輪は連覇に期待がかかる。「大好きなスケートをまた頑張っていきたい。自分のスケートをもっと高みに持っていきたい」と決意を述べた。日本選手団の橋本聖子団長は「待ちに待った金メダル」と喜びに浸った。


