米国反ドーピング機関(USADA)は20日、リオデジャネイロ五輪の陸上女子100メートル障害で金メダルに輝いたブライアナ・ロリンズ(米国)がドーピング検査の役員に居場所を開示するのを複数回怠ったとして1年間の資格停止処分を科した。期間は昨年12月19日から。3度目の情報開示を怠った9月27日以降の成績は抹消される。

 AP通信によると、リオ五輪の金メダルは剥奪されない。ロリンズは「処分に至った過ちの責任を全て受け入れる」と述べた。