20年東京五輪で初採用される男女混合1600メートルリレーが、都道府県対抗の18歳未満の世代で実施された。優勝は福岡(今泉堅貴、金普恩、河北歩実、花岡一摩)で、タイムは3分31秒70だった。

 同種目は世界リレーなど国際大会では行われていたが、選手も指導者も経験が少ない。男女各2人で編成され、走順は自由。戦術面も含め、日本陸連は強化を模索している。強化委員会の山崎一彦ディレクターは「女子が速くないとタイム差が出る。女子の強化が必要になる」と話した。

 東京五輪の「特別対策種目」として今大会では初実施。日本陸連は来年度から国体での開催も目指している。