さあ祭りだ！　全日本大学駅伝（５日午前８時５分、名古屋・熱田神宮～三重・伊勢神宮＝８区間１０６・８キロ、日刊スポーツ新聞社後援）の監督会見が３日、名古屋市内で行われた。青学大の原晋監督（５０）は恒例の作戦名を発表。「青山祭大作戦」とした。

　そのココロは…。この３連休は学園祭シーズンだけに「そのフィナーレを伊勢路のお祭りでも打ち上げ花火を上げる。優勝のゴールテープを切る」と説明。総合求人サイトを運営する株式会社ディップの調べによると、青学大は「この秋、行きたい学園祭」ランキングの１位。盛り上がる大学にまた新たな話題を呼び込む。この日は７人の監督が登壇したが、指揮官は１人スーツではなく、黒のパーカー姿。２日にスーツが破れていたと発覚したという。「先に破れた。本選では敗れないように」とダジャレを披露。会場の笑いを取って、ムードを盛り上げた。

　エントリーは１区から、中村祐紀（４年）田村和希（４年）神林勇太（１年）森田歩希（３年）下田裕太（４年）吉田圭太（１年）小野田勇次（３年）橋詰大慧（３年）と並んだ。レース当日まで３人の変更が可能。「３人代えます」としたが「ミスした方のチームが負ける」と表情を引き締めて、変更する区間は明かさなかった。先月の出雲駅伝では２着と東海大に先着を許した王者が、頂点を狙う。