左脚の外側大腿二頭筋腱の炎症のより、14日の名古屋ウィメンズマラソンを欠場することになった東京オリンピック(五輪)女子マラソン代表の鈴木亜由子(29)について、日本郵政グループのチーム関係者は5日、「軽症」と明かした。

痛みは2月中旬に出て、同25日の検査で炎症が判明したという。すでにペース走ができる段階までは回復しており、「完治に長期間を要するものではない」とした。本番は東京五輪。慎重に練習を積むために、今回は大事をとっての欠場となった。

鈴木は、19年9月15日の代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で2位になって代表に決まった。その後は故障に悩まされた時期もあり、今回はMGC以来、1年半ぶりの3度目のフルマラソンに臨む予定だった。