第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会(27日、大阪府庁前~大阪城公園前の42・195キロ)に出場する招待選手が7日、発表された。

男子では日本歴代3位の2時間6分11秒の記録を持つ設楽悠太(30=ホンダ)、プロランナーの川内優輝(34=あいおいニッセイ)ら9選手。女子はリオデジャネイロ五輪代表の伊藤舞(37=大塚製薬)ら5選手がエントリーした。

伝統のびわ湖毎日マラソンが昨年で一区切りを迎え、市民マラソンの大阪マラソンと統合という形で初めてのレースとなる。

会見に出席した日本陸上連盟の瀬古利彦副会長(65)は「(びわ湖は)かつてアベベやフランク・シューターら名ランナーが走った。その名前が継続することを望んでいた」と話し、レースについて男子は「招待選手は(自己記録2時間)7分台が多い。前の別大(マラソン)は招待選手で上位にきたのは2人だけ。世界選手権、MGCの権利獲得へ、いい走りを見せてほしい」と期待をこめた檄(げき)を飛ばした。