日本陸連は25日、5月8日に東京・国立競技場で開催する「セイコーゴールデングランプリ陸上2022東京」(日刊スポーツ新聞社共催)の男子100メートル出場予定選手を発表し、昨年の東京五輪に出場した多田修平(25=住友電工)や桐生祥秀(26=日本生命)ら豪華メンバーが名を連ねた。

多田は昨年の日本選手権で初優勝を飾り、桐生は大会2連覇が懸かる。日本人3人目の9秒台の自己ベストを持つ小池祐貴(26=住友電工)、デーデー・ブルーノ(22=東海大)と、東京五輪の日本代表4選手がエントリーした。

ブルーノは4月1日より所属先が「セイコー」になる。

同大会は東京オリンピック(五輪)後では国立競技場で開催する初の国際大会となり「ワールドアスレチックスコンチネンタルツアーゴールド」として開催される。男子は100メートルを含めた9種目、女子は5種目が実施される。

 

過去3大会の男子100メートル・トップ3は以下の通り(21年は開催見送り)。

【18年=開催地大阪】

1位ジャスティン・ガトリン(米国)10秒06

2位山縣亮太(セイコー)10秒13

3位アイザイア・ヤング(米国)10秒13

【19年=開催地大阪】

1位ジャスティン・ガトリン(米国)10秒00

2位桐生祥秀(日本生命)10秒01

3位ラルムハンマド・ゾフリ(インドネシア)10秒03

【20年=開催地東京】

1位桐生祥秀(日本生命)10秒14

2位ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)10秒16

3位竹田一平(スズキ)10秒30