男子200メートルは準決勝(20日午前10時50分)が行われる。日本勢では上山紘輝(住友電工)、飯塚翔太(ミズノ)が世界の猛者たちに挑む。

大会初出場の上山は予選で20秒26の自己ベストをマークするなど絶好調。世界のレベルは高いが、さらなる記録更新の期待が高まる。

東京五輪銅メダルのノア・ライルズ(米国)は予選を19秒98のトップ通過し、金メダルへ意欲的だ。今大会の100メートルを制したフレッド・カーリー(米国)も短距離2冠へ虎視眈々(たんたん)。競り合いに強く、今大会は中盤以降さらにギアが上がっている。

また、18歳のエリヨン・ナイトン(米国)は予選全体2位のタイムとなる20秒01を記録し、台風の目となりそうな気配だ。

男子400メートル障害決勝(同午前11時50分)には、45秒94の世界記録保持者のカールステン・ワーホルム(スウェーデン)が出場。東京五輪で見せた圧倒的な走りをオレゴンでも披露するのか。人類初の同種目45秒台を記録した無敵の男に、注目が集まる。

 

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