男子やり投げ予選A組(日本時間22日午前9時5分)に30歳のディーン元気(ミズノ)、予選B組(同10時35分)に小椋健司(栃木スポーツ協会)が出場する。83メートル50突破か、全体12人までが決勝へ進出する。

ディーンは12年ロンドン五輪で決勝進出を果たしたが、その後はたび重なるケガなどもあり、世界の舞台から遠ざかっていた。6月の日本選手権では10年ぶりの復活優勝。今季ベストは82メートル18だが、自己記録84メートル28の更新とともに決勝進出が期待される。

小椋も自己記録は81メートル63ながら、大舞台での一発を狙っている。

女子800メートル予選(同9時10分)に6組で田中希実(豊田自動織機)が登場。各組3着+タイム順6人(合計24人)が進む準決勝へ挑む。

前日の5000メートルは15分0秒21の今季ベスト記録で決勝進出(全体14位)を果たした。1500メートル含め今大会3種目となるが、心身ともに充実している。自己ベスト2分2秒36は同組8人で最下位だが、競り合いに強い持ち味を発揮するか。

男子5000メートル予選(同10時10分)には、遠藤日向(住友電工)が2組に出場。各組5着+タイム順5人(合計15人)が進める決勝進出に挑戦する。

福島・学法石川高から大学に進まず、実業団で力を磨いてきた。自己記録の13分10秒69は同組15人中10番目。13分台前半に記録を短縮できれば、決勝進出が見えてくる。